投稿を報告する

金利ってなに?

金利とは、お金の貸し借りをする際に発生する手数料です。 金利は常に一定ではありません。 物の値段と同様、お金に対する需要と供給のバランスによって変動します。 金利はお金の取引をする「金融市場」で決定されます。 一般的には、金利と株価はシーソーのような関係です。 金利が上がるとお金を借りにくくなるため、企業は設備投資に消極的になります。 その結果、売上や利益が減って、株価が下がる傾向があるのです。 逆に、金利が下がるとお金を借りやすくなり、企業は設備投資を行い積極的に事業拡大します。 売上・利益が増え、株価が上がります。 金利は、物価とお金の価値のバランスをとるものです。 物価が上がるとお金の価値が下がり、物価が下がるとお金の価値が上がります。

金利上昇とは何ですか?

金融セクター全体で見ると金利上昇とは正の相関 にあり、銀行株は金利上昇による最大の恩恵を受ける。 銀行は金利上昇に伴い、貸出金利を引き上げられるからだ。 金利変動は株式市場にボラティリティをもたらすことがあるが、長期的な資産目標に注力し続けることが重要だ。 ハリソン氏は言う。

金利は株式市場に影響しますか?

「金利は株式市場にだけ影響するわけではなく、住宅ローン、学資ローン、クレジットカード・ローンでさえも、我々が支払う金利は政策金利に連動する」と言うのは、テネシー州ナッシュビルのCFP®、ブレントン・ハリソン氏だ。 米国の中央銀行である FRB(米連邦準備理事会) は、すべての主要なローン、債券、預金口座の基準となる金利を決める重要な役割を果たす(※日本の「日本銀行」と同じ役割)。 この金利が銀行間の貸出金利で、フェデラル・ファンド(FF)金利と呼ばれる(※日本では同様のものが「無担保コール翌日物金利」と呼ばれる)。 FF金利が上昇すると借入コストが上昇し、結果として住宅ローンのような負債の金利が上がるだけでなく、資産の側である預金口座の金利も高くなる。

長期金利とは何ですか?

ある程度の時間軸で見た場合、長期金利というのは、基本的に名目GDP(国内総生産)の成長率に収れんする。 長期金利が上昇したということは、市場参加者は今後、名目GDPが増えると予想していることに他ならない。 名目GDPというのは、数量ベースのGDP(つまり実質GDP)に物価の動きが加わったものなので、名目GDPが増えるということは、経済活動が活発になって取引が増加するか、物価が上昇するのかのどちらか、あるいはその両方ということになる。

関連記事

世界をリードする暗号資産取引プラットフォーム

ウェルカムギフトを受け取る